大円寺
時々、大鰐へサポートに行くのですが、そのお客様のお店の向かいに大円寺さんがあります。
とっても歴史のあるお寺なんですよ。趣があります。
先月雪が降る前、サポートに伺う前写真を撮りました。
周辺には、またこんな風景もあります。
一度聞いたことがあったのですが、約400年前まで
この大円寺は弘前市新寺町(現在の最勝院)の辺りにあったそうです。
未だに、最勝院を大円寺と呼ぶことも多いそうだ。
※以下は青森県歴史観光案内所より引用です。
http://www.aotabi.com/ao/oowani/daien.html
創建は延暦年間(782~806)、
坂上田村麻呂が東夷東征の際この地を訪れ戦勝祈願の為
阿闍羅山山頂に大日如来を安置したことが始まりと伝えられています。
建久2年(1191)円智上人が阿闍羅山山頂から大日如来を蔵館に移し高伯寺を開山、
足利尊氏によって指定された全国66ヶ所の安国寺のうちの1つとして寺運も隆盛します。
その後一時荒廃しますが慶安3年(1650)3代弘前藩主津軽信義が帰依し、
大日如来を京都で修復させ社殿を再建しています。
明治時代初頭に発令された神仏分離令により弘前城下にあった大円寺がこの地に移り現在に至っています。
本尊の大日如来座像は(本来は阿弥陀如来像ですが何故か古くから大日如来と呼ばれています。)
鎌倉時代初期に制作されたもので仏師・定朝様式の寄せ木造り、津軽地方最古の仏像として
大変貴重なもので国指定重要文化財に指定されています。
gono