大鰐温泉もやし 大鰐秘伝の幻の温泉もやしとは?
大鰐温泉熱と温泉水だけで栽培している「大鰐温泉もやし」。
350年以上前から栽培されていたといわれる幻の伝統野菜です。
通常のもやしは水耕栽培ですが、大鰐温泉もやしは温泉の熱だけで地温を高めて栽培する土耕栽培です。
約40cmほど掘られた土室(ツチムロ)の下に温泉水を流すパイプを通し、大鰐の温泉熱で生長を促進、さらにもやしへ温泉水を直にかけます。
(大鰐の温泉の源泉は約70℃。パイプを流る温泉水は約60℃前後、もやしにかける温泉は40℃前後になるそうです。)
種を蒔いてから4日後の成長で品質の良し悪しが決まるそうで、温度管理には熟練の技がいるそうです。
ちなみに、使われている豆の種類は「小八豆」(コハチマメ)。
小八豆は大鰐町以外にはないといわれている大豆品種のため、大鰐温泉もやしは門外不出。
幻の伝統野菜と言われるのです。