People Tree. Fair trade chocolate
ピープルツリーのオーガニックビターチョコレート
食べる人においしさを、つくる人にやさしさを。
フェアトレード・チョコレート
みなさんもよく知るカカオ豆の原産国、ガーナやナイジェリア、コートジボアールなどの大規模カカオ農場では、人身売買で連れてこられた何万人もの子どもたちが、休みも賃金もなしに危険な仕事に携わっています。
この児童労働の問題は90年代から指摘されており、2001年に世界のチョコレート業界は共同声明に署名、ようやく児童労働撤廃の必要性を認識しましたが、安価に大量生産するために根づいた悪習は、いまだにたくさんの子どもたちの心と体を傷つけています。声明以降も、諸団体の調査によると、コートジボアールやガーナで、2007年に危険な児童労働が確認されています。
一方、家族経営が主体の小規模農家は、カカオ豆の価格が先進国の穀物商社に握られており、コストに見合わない金額で取引されていることや、流通手段を持てないために仲買人に安く買い叩かれるなどから、子どもたちを学校に行かせることも、日々の糧にもままならない貧困にあえいでいます。
日本で使われるカカオ豆の約80%はガーナ産。いつも食べているチョコレートがそんな人びとの犠牲のうえで作られたものではないことを、消費者である私たちが知るすべはありません。
ピープル・ツリーのフェアトレード・チョコレートはボリビア、ペルー、エクアドル、コスタリカ、ドミニカ共和国やガーナなどの生産者組合からフェアに取引されたカカオを使ってつくられています。
http://www.peopletree.co.jp/choco
hase