H22年 槌子ねぷた愛好会
H22年 槌子ねぷた愛好会 工藤盛龍さん作品
1.鏡絵
水滸伝 跳澗虎 陳達 芒碭山で戦う
もとは盗賊の一人で、友人の主武と共に梁山泊に加わる。
研ぎ澄ましたはがねの槍、点鋼鎗を使い谷川を跳ぶ虎、
跳澗虎と呼ばれた。騎兵軍の小彪将の一人となり、前軍を担当、
一気に燃える短期の性格が勝利輪もたらし、
特に激しかった芒碭山で戦う場面です。
2.袖絵
龍虎・玄武相搏つ
中国から発生した四神相応(北・玄武 東・青龍 西・白龍 南・朱雀)
で守られている。
その中で、天の龍と地の虎の激突を表現、二対一体の玄武の対峠
その遠くに朱雀の影が見守る様を描いています。
3.見送り絵
李師師
東京の遊女、お忍びで来る徽宗皇帝に寵愛された。
それは光を放つ程の美女で人を引き付ける魅力をもっていた。
物事が動かない事態に接見したいと申し出、梁山泊側と皇帝側の
パイプ役を務めた。
これにより招安(大叔)のきっかけになり事態が好転したのである。
8/3発表 平成22年 弘前市社会福祉協議会賞 受賞