H22年 青葉会ねぷた愛好会
工藤盛龍さん作品 H22年 青葉会ねぷた愛好会 題名
1.鏡絵
逃げろ鬼、鐘馗がくる
唐の玄宗皇帝が開元年間(713~741年)に熱病にかかった
悪夢の中で大鬼が現れ、皇帝をからかう小鬼を捕らえて
体を引き裂き退治した場面です。
この大鬼はかって科拳に落第し自害した鐘馗であった
皇帝がまか不思議なことに病気も治った為、邪気を祓う
守り神となった。
2.袖絵
地獄と極楽
閻魔大王の裁きの地獄と地蔵により救済され
菩薩に導かれる極楽を対に表現しています。
3.見送り絵
地獄太夫
遊女の一人で、身分ある家柄の出であったが、零落し、苦界に
身をおくようになった。
それは、前世の悪行の報いと自ら地獄太夫を名乗った。
懺悔の気持ちを表すために地獄変相図を見につけていた。
一休和尚との出会いで悟りの境地に達した仏の姿(菩薩)
といわれている。
8/3日発表 平成22年弘前金融団賞 受賞